iMac 21.5インチ Mid2011 画面が縦じま模様になって動かない[グラフィックボード交換][Old Mac][オブソリート]

ご相談内容: 画面が縦じま状になって動かない
原因: グラフィックボード故障
作業内容: グラフィックボード交換
ご覧いただきありがとうございます。
今回は2011年発売のiMac 21.5インチのご相談です。
ある日電源を入れたら画面が縦じま模様になって動かなくなったというお話でした。
古いアプリを使用している関係で買い替えなどが出来ないので直したいそうです。

この症状はこのモデル特有のもので原因はグラフィックボード故障です。
使用中のグラフィックチップの発熱と電源を落とした後に自然放熱で冷却する状態を繰り返すと、グラフィックチップを取付けているハンダが膨張と収縮で割れて部分的に断線します。
これが原因で正常動作しなくなり、画面に線が入ったり真っ暗になったりグレーアウトして動かないといった症状が起きます。
10年ほど前にAppleでも無償修理を行っていましたが製造段階と構造上の問題の為基本的には解決が望めない不具合です。
対応方法はグラフィックボードの交換しかありませんが、既に製造から10年以上経過している製品ですので中古部品での作業となりました。



交換後にテストを行い問題が無いことを確認します。
(物理メモリの欄でエラーが見えますが純正ではなくて互換メモリが検出されたという内容でした)
アプリの動作なども問題なくこれで作業終了です。
2009~2011年頃のiMacグラフィックボード障害ですが、最近は流石に少なくなってきましたが以前は年に数件ご相談がありました。
当店では今でも使用可能な中古部品を最低1個保持しておりますのでお困りの際はお問い合わせください。
配送、宅配、郵送修理にて送料無料キャンペーン中!
諸事情があってご来店出来ないお客様や、遠方の為持ち込み修理が出来ないお客様は宅配便などを利用して修理品を送って頂くことも可能です。
北海道内だけではなく全国からのご依頼をお待ちしております。
詳しくはこちらをご覧ください。