MacBook Pro 13インチ Early2020(Intel) 一部のキーボードが反応しない [出張引取]
ご相談内容: 他店で修理したあとからキーボードの一部が反応しなくなった
原因: キーボードケーブルのコネクタフラップが解放されており接触不良を起こしていた
作業内容: ケーブルの再接続
ご覧いただきありがとうございます。
今回は他店で液晶交換修理を行った後からキーボードの一部が反応しなくなったので診て貰いたいというご相談です。
修理をした店舗で相談したところ、液晶修理の際にキーボードは触らないので修理とは関係のない障害のため有料作業だと言われ、納得いかずに当店にご相談されたという事です。
お仕事の関係でご来店が難しいとのことでしたので市内という事もあり引き取り修理サービスにて対応致しました。
実際触ってみると確かに複数のキーが反応しない状態でした。
Appleの公式ツールを使用しての検証でも7つのキーに不具合が表示されましたので内部を確認します。
まず最初にケーブルのZIFコネクタを確認しましたがフラップが開放されておりました。
このケーブルはフラップを閉じる事で端子が圧着し接続される仕組みですので、これでは接触不良でまともに動くはずがありません。
ケーブルを挿し直してフラップを閉じ、再度ツールにて検証を行いました。
結果、キーボードの不具合は解消されましたのでこれで作業は完了です。
最終結果の画像を誤って消去してしまい、画像は作業途中の物でEnterキーのみチェックが抜けていますがこの後問題無く動く事を確認しております。
お客様にも状況を伝え、ご納得頂き返却となりました。
液晶ディスプレイ交換の際はキーボードケーブルに触る必要が無いため外れていた原因は不明ですが、一般的に分解作業後のチェックシートなどがあれば動作確認でキーボードもテストするはずです。
(当店でも部品交換を行った際の作業後テストにキーボードテストが含まれています)
その工程を行っていないにしても、作業後に起きた不具合ですしそこはアフターフォローとして確認程度は行っても良いのではないかと考えます。
いささかモヤモヤが残る案件となりました。
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