MacBook Pro 15インチ Early2011 グラフィック故障
ご覧頂きありがとうございます。
今回はMacBookPro Early2011のグラフィックチップの不具合です。
何度か記事にしていますが、この故障は当モデル(A1286/A1278)の持つ持病の一つです。
以前はAppleで交換プログラムが適用されていたのですが、ヴィンテージ・アブソリュートモデルになってしまったため現在ではAppleの正規修理もできません。
ご相談の内容は、電源投入後のロゴ画面でプログレスバーが途中で止まって画面がグレーアウトするというものです。
この時ロゴとバーをよく見ると、段差ができているのが見て取れます。
グラフィックチップ不具合の典型的な症状です。
以下は修理後の状態です。
電源投入後ロゴ画面、プログレスバーの動きを確認します。
起動ディスクがOSインストーラー(しかもファイル破損で起動せず)になっていて一瞬驚いたのですが、再度起動ディスク選択から進んでOS起動を確認しました。
その後ストレステストを行い、特に異常がなかったため修理完了となりました。