MacBook Pro 15インチ Retina Mid2012 バッテリー交換[互換部品][即日作業]

ご相談内容：使用中充電コネクタ部が触れないくらい発熱する、使用開始後すぐにファンが全開になる
原因：バッテリー故障と内部汚れによる発熱と放熱能力低下
作業内容：内部清掃、バッテリー交換

ご覧いただきありがとうございます。
今回はMacBook Pro Retina最初期モデル、15インチMid2012のご相談です。

電源アダプターを接続した状態で使用中にMagsafeのコネクタ周辺が手で触れないほど熱くなるという事でした。
また電源投入後すぐに冷却FANが全開になるそうです。
通電自体はしているようなのでMagsafeボード自体は大丈夫そうです。

バッテリーは充放電回数1599回、完全充電時の容量が3501mAh、今すぐ交換のメッセージが出ておりました。
このモデルのバッテリーは新品で8800mAhの容量がありますが、40％以下まで劣化していると消費電力に容量が追い付かなくなるため常に充電されているような状況になります。
恐らくバッテリー劣化で充電負荷が掛かりMagsafeボードが発熱しているものとみられました。

底面ケースを開けて確認しますと内部にかなりの量の埃が堆積していました。
冷却FANやヒートシンクのフィンにも大量の埃が詰まっていたので、この状態では排熱ができないため内部温度などが上がり続けてしまいます。
恐らく使用後すぐにFANが全開になる症状はこれが原因と思われます。

まず内部の清掃を行ってからバッテリーを交換します。

交換後、件の症状は現れませんでした。
初期充電時にMagsafeボードの発熱はあったものの触れないほど熱くなることはなく、充電が終わってからは発熱自体も治まりました。
冷却FANも起動時はSpotlightが動くため多少動きますが、全開になる事もなく一定時間経過後には静かになりました。
暫く動作確認を行ったのち、異常が見られなかったため修理完了。返却となりました。

長期間使用していると内部に埃が溜まったりして不具合が起きる事があります。
また何もしていないのに冷却FANが全開で動くときは何かしら問題が発生しています。
おかしいな？と思った際はAppleサポートや修理店にご相談してください。

配送、宅配、郵送修理にて送料無料キャンペーン中！
諸事情があってご来店出来ないお客様や、遠方の為持ち込み修理が出来ないお客様は宅配便などを利用して修理品を送って頂くことも可能です。
北海道内だけではなく全国からのご依頼をお待ちしております。
詳しくはこちらをご覧ください。